居酒屋業界のM&Aの現況

一般社団法人日本フードサービス協会によると、居酒屋の市場規模は、1992年に1兆4,629億円だったのをピークに縮小傾向が続いている。
 
2017年の市場規模は1兆94億円であり、ピーク時の69%の水準となっている。
そのような居酒屋業態の中で伸びているのが、焼き鳥や串カツなど、特定のメニューにこだわりをもち、他店との差別化を図った「専門店」業態である。
 
居酒屋のチェーン数と店舗数は2002年から2017年にかけて、50チェーンほど増加しているものの、売上規模は500億円程度縮小している。
背景として、男性客の減少や価格競争で低価格化が進んだことなどが背景にあると考えられる。人手不足で人件費も上がっており、居酒屋の収益性は、かなり厳しいものになっていると推察される。
 
居酒屋やダイニングバーは最も開店・閉店が多い業態と言え、造作譲渡レベルでの募集も積極的に行われている。
例えば小さな坪数で、厨房機器が限られたものしかない場合でも、内装を気に入られて購入されるケースや、立地条件が気に入られて購入されるケースもあります。
 
居酒屋・ダイニングバーに限らず、他業態でどのようなニーズがあるのかを把握し、その上で自店舗のアピールポイントを提示していくことが大切と言えるでしょう。