雑貨業界のM&Aの現況

例えばスーパー・コンビニ・ドラッグストアなどは、業態が異なっていても同じ商材を取り扱っていることもありますし、雑貨店がファッションを扱うことがあったり、従来は競合でなかった相手も、競合先になることがあるなど、コモディティ化の進行も早く非常に厳しい競争環境となっています。
 
近年は実店舗ではないネットストアでのショッピングが主流となってきており、業過を取り巻く環境は大きく変化しています。
さらに業界としてECへのシフトが顕著であり、卸業者を省いた商流が主流になりつつあるなど、業界を取り巻く環境は、大きく変化してきており、業界内の各企業は生き残りをかけた経営戦略を策定・実行している状況です。
 
商材そのものも薄利多売のビジネスモデルであり、市場におけるシェアの獲得が重要となることから、同業種間での規模拡大を目的とした、またブランド力の強化を目的としたM&Aが増加傾向にあります。
市場内が有力な大規模企業と特徴的な小規模企業という二極化に大きく向かっているという状況です。
 
従来のようにできるだけ安い卸から仕入れて売るというだけのビジネスモデルで事業展開している中小企業は、競争の激化についていけずM&Aにより事業承継し、大手の傘下に入る、もしくは実質的にリタイアするというケースも増えています。